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3ページ目は、ドラクロア研究所のイベントを終えた後から始まる。
このページで本編のエンディングまで行く。

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Jun.09

バーフォンハイム、レダスの屋敷から物語は再開する。
彼がドラクロア研究所に潜入した目的は、黄昏の破片の奪取。こちらは失敗したが。

石はシドが持っている。今度こそ捕まえるべく、ギルヴェガンに向かおう。
新たな石が手に入るというのも気になるが・・・恐ろしくもある。
レダス:ナブディスを忘れるな
何か関わりがあるってことなんだろう。今は謎のままだが。

屋敷を出ると、リッキー、エルザ、ラズの3人組が登場。
FF12RWにも顔を出すので覚えておこう。


このバーフォンハイムが、今作で訪れる最後の町になる。
ギルヴェガンをクリアすると、店の品揃えが増えるが
店売りの装備はそれで最高ランクになる。
もっと上が欲しければ、他の手段で探し出すしかない。

いつも通り買い物したいところだが、ドラクロア研究所では稼ぎがほとんど無かったため資金不足だ。
装備は更新せず、ダーガの魔法を買ったくらい。
資金稼ぎも兼ねて、しばらく寄り道といこう。
町外れの行商人がテレポストーンを売っており、これからは使いまくっても問題ない。

まずはフォーン海岸にて、ハントループを始める。
イヴァリース各地にいる、特定のレアモンスターを倒すサブイベントだ。
ドラクロア研究所をクリアした後、フォーン海岸のフェニレンスを倒せば始めることができる。

モブ退治もするが、今回は少なめに。
今回のターゲットは、ルース魔石鉱のアントリオンだ。
この依頼を受けると、第3鉱区のカギが手に入り
ダンジョンのさらに奥を探索できる。
ただし、新たに入れるエリアではLv40前後のモンスターが出現。
今くらいの時期に挑むのが適正だろう。

この道中で、インディゴ藍が手に入る。
各種の補助魔法が100%決まるという、すばらしく優秀なアクセサリだ。
組み合わせる魔法は、デスが最有力。耐性持ちでない限り決まる一撃必殺になる。
強敵が多数出たら、これで仕留めよう。
デスは赤魔しか使えない。最近ちょっと火力不足が気になってきたが、おかげでまた主力に返り咲いた。

アントリオンは、4体のキラーマンティスを連れて現れる。
集中攻撃されればもちろん危険だし、アントリオンの捕食の材料にもなる。
捕食で強くなったら手が付けられないので、キラーマンティスを速攻で片付けるに限る。
ちょうど解禁された、インディゴデスの出番だ。

取り巻きを片付けたら、追い詰めるまでは問題ないはず。
追い込んでアグレッサーを使ってきたら、ミストナックで押し切ろう。
そこに落ちている防御破壊も回収するべし。

なお、依頼人の子供が落としたカギはフォーン海岸に流れ着いている。ハンターズ・キャンプの北西だ。
これがあればルース魔石鉱の最深部まで行ける。


アントリオンを討伐した後、ルース魔石鉱に新たなモブ――謎の男が出現。
橋の上にいるというので、ゲートクリスタルの次のゾーンに行くと・・・

FF12-40

   これなるはイヴァリースいちの強者、その名も剣豪ギルガメッシュ
   名高い武器を求めてやまず、西へ東へさすらう男
   ウワサのアイツが、ここに見参!お前らの武器をいただくからな
   ゆくぞ、エンキドゥ!我が心の友よ!

な、なんとギルガメッシュが現れた!
FF5で初登場した後、いろいろな作品にゲスト出演を繰り返してきた名敵役だ。
もちろん相棒のエンキドゥもいる。
しかも、彼のためだけにBGM「ビッグブリッジの死闘」まで用意された。

はっきり言ってかなり強く、全力で戦ってもきつい。
パンネロは回復に専念し、さらに必要に応じてエクスポーションも使う。
今作のボスの例にもれず、追い詰めるとさらに強くなる。
ギルガメッシュ:この手が握りし太刀、飾りではないぞ!
と言いながら放つ技は、究極幻想。1600ダメージの範囲攻撃だ。

しかも――

FF12-41

相手の武器を集めるのが趣味らしく、FFシリーズ各地からかき集めた剣の数々を持っている。
これはクラウドの愛剣、バスターソードだ。大きく「偽」と書かれている。

最後の方はまともに受けきれないので、源氏の小手を盗んだらミストナックに移行して決める。

しかし、ギルガメッシュは逃げるため討伐したことにはならない。
もう1戦挑むことになるが、今の実力では無理だ。勝負はお預けにしよう。


あとは、東ダルマスカ砂漠にも行く。
渡し舟再開と、砂漠の病人のサブイベントをこなす。
前者ではサボテンダンスが見ものだ。見ての通り動きのキレと統一感がすばらしい。
FFシリーズ常連のサボテンダーとは、また一味違う。

FF12-42

後者のイベントは、最高の条件でクリアすると金のアミュレットがもらえる。
まだまだLPは入り用なので、3個あっても損はしない。

24:14
ヴァン:Lv32 バルフレア:Lv33 フラン:Lv25 バッシュ:Lv24 アーシェ:Lv25 パンネロ:Lv33



Jun.11

物語はついに終盤――ギルヴェガンへ行くには、ゴルモア大森林から南に進んで幻妖の森を通る。
今回もまた厳しい道のりになりそうだ。

道中、ゴルモア大森林でモブのボーパルバニーを討伐する。
珍しくヴィエラからの依頼だ。
あちこち逃げ回る上、視界から外れるとHPを全回復するという、なんとも面倒な相手だ。
他のモンスターを先に片付ければ追いかけやすい・・・と思いきや、全滅させてもダークスケルトンが大群で現れる。
HPが2万程度しかない点を突いて、ミストナックを2セット叩き込んで速攻する方がいい。
あるいは、バーサクで逃げるのを阻止するか。

これにより、ランク8「リスクブレイカーズ」に上昇。バザーでバブルを購入できるようになる。
しかし、ここから先は簡単には上がらない。


ミストの吹き荒れる、幻妖の森を進む。
途中でラフレシアとバトルだ。BGMは2度目の登場となる「荒ぶる精霊」。
フィールドがMPダメージになる環境で、数十秒でMPが切れる上にチャージでも追いつかない。
さらに状態異常を多数使いこなす難敵だ。
しかも、その中には今まで見なかったウイルスが含まれている。
これにかかるとHPが回復しなくなる。かなり危険な状態異常だ。

いずれにしても長期戦はかき回されるだけなので、ミストナックで短期決戦に限る。
オリジナル版なら、戦力に自信があっても開幕ミストナックシフトの方がいい。


その先では、正しいルートを通らないと進めない。
一段と敵が強くなり、初回プレイ時はミストナックの連続で切り抜けたが
今回の戦力と戦術があれば普通に戦っても勝てる。
ここから出現するベヒーモスは、ただでさえ高い攻撃力をバッカスの酒でさらに上げる。どこで入手したんだ?
複数出たら、デスで数を減らそう。HP満タン魔力UPがあれば、インディゴ藍無しでも十分だ。

マップをよく見ないと迷うが、トレジャーも回収したい。
リフレガに加え、トライデントなどの装備品をいくつか入手した。

ギルヴェガン入り口の門は、魔人を召喚すると開くことができる。
魔人とはベリアスだ。

FF12-43


聖地ギルヴェガンにたどり着いた。
ここまでの道のりも長かったが、ここからも長い。

入り口のゲートクリスタルから少し進むと、ダイダロスとのバトルに。
特に絡め手は無いので、いつも通り前衛1後衛2のフォーメーションで仕掛ける。
最近手に入れた、防御破壊も使う。

だが、追い詰めると大暴れで1900ダメージを与えてくるので油断できない。
やはり最後の一押しはミストナックがいい。

FF12-44

融合技で最も出しにくいといわれる、ホワイトアウト。
条件は「レベル3の技を4回以上」だが、
レベル1・2・3の技を2回以上出すとアークブラストが優先される。
リスク覚悟でレベル3を狙うようにするか、そうでなければ運がよくないと出せない。
条件を満たしたらすぐ連携を終えよう。

オリジナル版でもSwitch版でも、大体このあたりでミストナック18個を全て習得し終えるだろう。
これからも使っていこう。


回復とセーブを済ませたら、ギルヴェガンの探索に移る。
前半の2つのゾーンでは、制御装置でゲートを開けて進む。イージスの盾を忘れず回収しよう。

幻妖の森から引き続き、ベヒーモスが出現する。
モルボル族のヴィヴィアンも要注意。とてもくさい息は、10種類以上の状態異常を同時に引き起こす。
その中にウイルスが含まれているから始末に負えない。
しかもリブートを持っていないことが判明。セロビ台地にあるのだが、訪れなくていい場所なのでスルーしていた。
回復アイテムのC9H8O4もほとんど持ってない。少なくとも売っているのを見たことがない。

となれば、とてもくさい息を使われる前に倒すのみ。
ヴィヴィアンを見たら即デスだ。パンネロのHPは常にMAXにしておこう。


基本戦術もかなり洗練されてきた。
ヴァン(もののふ&ブレイカー)が先頭を歩き、盗み役と壁役を担う。
刀は攻撃力も回避も高い両手武器だ。
攻撃はバルフレア(時魔&シカリ)のボウガンと、パンネロ(赤魔&機工士)の銃をメインに。
必要に応じてパンネロは攻撃魔法も使う。各種ラ系とダーガ、デスを持っている。

デコイを使って、敵の狙いをヴァンに向けさせる。
後衛2人のHPはできるだけMAXをキープし、HP満タン魔力UPを得る。
MHPも2000以上になってきたが、これがあればケアルラで回復量は十分。
いざという時のデスを決めるためにも、このオプションは重要である。
バルフレアは攻撃力UPの方も欲しい。ちょうど習得を目指しているところだ。

赤魔は現時点ではエスナを使えないので、必要になったらアーシェ(白魔&ウーラン)を出す。
フラン(黒魔&モンク)とバッシュ(ナイト&弓使い)も、状況に応じてバトルに出る準備をしておく。

ただ問題は、このフォーメーションが完成したせいで
以前のように誰か1人か2人だけリザーブと交代する手は使いづらくなった。
ZJSではリザーブも含めた役割分担が必要になるので、隙あらば育てておきたいのだが。


最初の2つのゾーンだけで、所要時間は40分。見た目よりずっと長い道のりだった。
しかし、初回プレイ時はその3倍の2時間もかかった。
ザコ戦でもすぐ壊滅しかけて、ミストナックで切り抜けてばかりだったからね・・・。

先に進むと、大きなクリスタルが見える。
この先にいるのは、破魔石を作り出した存在か?
ヴァン:少しは不安だけどさ、どんな奴か楽しみだよ
バッシュ:きみは良い空賊になるだろうな


続いては、タイラントとのバトル。久々にBGM「ボス戦」だ。
HPが18万以上もある。そろそろ開幕ミストナックシフトでは厳しくなる頃だ。
初回プレイ時は、エーテルを投入してでもそれで押し切ったけどね・・・。

やはり瀕死攻撃力UPを持っており、これが発動すると1発で2000ダメージ近く与えてくる。
とても受けきれない。ここまで戦ってからミストナックを仕掛けよう。


転移装置でワープすると、そこはクリスタル・グランデ。
大きなクリスタルの内部にできたダンジョンだ。
ここでは下の方に降りていく。上の方は本編中には訪れる必要は無い。
なおマップは利用できない。

オセやネクロフォビア、マザーグレネードなどが出現する。
ここまで来ると、ガ系魔法が普通に使われ出す頃だ。

トレジャーも6個ほど見かけたが、いくつかはトラップの上にある。
バルフレアがレビテガを習得しているので、それで回避して取ろう。


クリスタル・ピークの転移装置から、ギルヴェガンに戻る。
このダンジョンで3度目のボス戦。

FF12-45

密告者シュミハザの登場だ。
ベリアスやマティウスと異なり属性は持たず、無属性のコラプスとフレアーを使用する。
フレアーは無策で受ければ3300ダメージ、余裕で一撃必殺である。
今作ではシェルの軽減率は25%なので、それでも際どい。
バブルを使い、MHPを2倍にするのが有効だろう。

通常攻撃にも、ウイルスの追加効果がある。確率は低いようだが。
万能薬の知識3を取得していれば解除できるので、いざという時に備えバッシュに覚えさせた。

あるいは、先にバブルの効果を得ておくか、バブルチェーンを装備すればウイルスは防げる。
バブルとウイルスは両立しない上に、互いに上書きもされない仕組みだ。
先にウイルスにかかった場合、バブルで解除できない。

あとは、追い詰めるとアグレッサーに加え連続魔も使う。
通常攻撃と魔法がチャージタイム0になる。
その上に瀕死防御力UPが(おそらく被ダメージカットも)加わるため、通常攻撃の通りが極端に悪くなる。
正攻法ではまず押し切られるので、ミストナックで決める。


その奥に、神々の円卓がある。
招き入れられるのは、アーシェのみ。

FF12-46

新たな破魔石を得るために必要な、契約の剣を受け取った。
神々――オキューリアがアーシェに望むのは、神罰の代行。
すなわち異端の神ヴェーネスと、人造破魔石を作る帝国を倒すことだ。

しかし、この会話だけでオキューリアの傲慢さが明確にわかる。
正しき歴史を定める義務があると自称し、当事者でないにもかかわらず歴史を動かしている連中だ。

27:54
ヴァン:Lv37 バルフレア:Lv38 フラン:Lv25 バッシュ:Lv27 アーシェ:Lv26 パンネロ:Lv38



Jun.13

一方その頃、帝都アルケイディス。
絶海の塔に、ガブラスが出向く。アーシェが望むのが平和か闘争か、見極めるために。

ラーサーも去った後、ヴェイン、シド、そしてヴェーネスの会話になる。
ヴェーネスはシド達に手を貸す、いわば「異端」のオキューリアだ。

シドに言わせれば、オキューリアの破魔石は制御が難しすぎて使えないという。
しかしそれを入手するために手を尽くしたヴェインにとっては、そう言われるのはいい気はしないだろう。

FF12-47

後ろからなので、ヴェインの表情は見えない。
シドが言葉を訂正しているあたり、少なくとも笑ってはいなかったと思われる。

彼らの目的は、歴史を人間の手に取り戻すこと。
不滅の時に停滞する神々ではなく、世界に生きる人間こそが歴史を作る、そのために。
近年のFFにおいて、何度も繰り返し描かれてきた主題だ。
FF10や10-2、13では、これが主人公サイドの目的となる。


バーフォンハイムに戻ってきたヴァン達は、レダスと会う。
地図上、ギルヴェガンは南西、バーフォンハイムは北東。ほぼ正反対の方角だ。
テレポでもないとやってられないほど遠い。

一行がギルヴェガンで入手した情報と、レダスの話を合わせると・・・

絶海の塔――ナルドア海の島にあるリドルアナ大灯台に、破魔石の根源である「天陽の繭」がある。
契約の剣を使えば、新たな破魔石を得ることができる。
あるいは覇王の剣で天陽の繭を砕けば、オキューリアの破魔石は力を失う。

いずれにせよ、大灯台に行くしかないってことだ。
あの海域はヤクトの上に、強力なミストの影響で船も使えないようだが――

ドラクロア研究所に潜入した際、レダスはヤクト対応の飛空石を入手していた。
彼の飛空艇はビュエルバ製なので規格が合わないが、シュトラールになら搭載できる。

これ以降、シュトラールを自由に利用できる。
街以外のフィールドでも、アンカーを下ろせる場所なら着陸可能だ。
ゲートクリスタルでないと行けない場所も少なからずあるので、使い分けよう。


大灯台へは、レダスも同行する。久しぶりのゲストメンバーだ。
ラーサーと同じく二刀流の使い手で、接近戦を得意とする。
装備している武器は、右が塵地螺鈿飾剣(ちりじらでんかざりつるぎ)、左が軒猿苦無(のきざるくない)という。

オリジナル版で習得していた遠隔攻撃が削除されたが、普通に攻撃しても飛行タイプに届くようになっている。
また、アレイズとホーリーを習得。他に使う魔法もないし、アレイズは優先度を高めておく。

所持品には、下町のカルバドスがある。ブレイブの効果だ。
名前からして酒だろうけど、未成年が飲んでもいいのか?
FFシリーズでは、もっとメジャーな酒としてバッカスの酒があるが(今作でも入手できる)、
酒といいつつノンアルコールなのだろう。そうでなくては、もう説明がつかない。


ショップの品揃えが更新されているので、まずは買い物。
ギルヴェガンで手に入れた戦利品の売り上げは、いらなくなった装備も含めれば165,000ギルにもなった。
ケアルガやアレイズなどの魔法を買った。
エクスポーションも多めに持っておく。


せっかく4人で戦えることだし、モブ討伐といこう。

まずはセロビ台地へ出向く。取り忘れていたリブートを回収だ。
出現率20%と低い上に、HP6万のシールドドラゴンが出るので大変。
雨が降ると、精霊ウンディーネも現れる。今でも無策で勝てる相手ではない。

他にも出現率の低いトレジャーが多数あり、ダイヤの腕輪を装備していれば強力装備が手に入る・・・かもしれない。
計算上、その確率は物によるが0.1~0.8%。特定の装備を狙うとなると相当大変だろう。

ターゲットのモブは、ヴィラール。
今回のように、モブ退治に依頼人が同行することがある。アザー扱いだ。
1度逃げられるが、追いかけて戦い続ければ倒せる。


他に討伐したモブは以下の通り。

リングドラゴン(西ダルマスカ砂漠)
マリリス(ゼルテニアン洞窟)
ギルガメ(ギーザ草原・雨季)
トリックスター(パラミナ大峡谷)
ブライ(サリカ樹林)
ダークスティール(ソーヘン地下宮殿)
オーバーロード(同上)
リンドヴルム(ツィッタ大草原)

リングドラゴンとマリリスは一度に討伐するといい。
ソーヘン地下宮殿のモブは、まずアルケイティス側からダークスティールを倒してから
ツィッタ大草原側に回り、リンドヴルムとオーバーロードを仕留めるという順番で。

FF12-48

白チョコボのトリックスターは、追い詰めると全体1500ダメージのチョコメテオを連打する。
とても受けきれないのでミストナックで押し切るのみ。
攻撃力の高いオーバーロードや、HPが22万以上あるリンドヴルムも要注意だ。

8体のモブを討伐し、ランク9「クライムアヴェンジャー」に上がる。
バザーでアスピルを購入した。魔法役には役立つだろう。

その合間に、ハントループのターゲットも6体ほど狩った。
こちらはまだまだこれからってところ。

寄り道はこれくらいにして、そろそろ進もう。

32:10
ヴァン:Lv38 バルフレア:Lv39 フラン:Lv31 バッシュ:Lv30 アーシェ:Lv29 パンネロ:Lv38 レダス:Lv42



Jun.21

ヤクト・ナルドアの海域に、目指すリドルアナ大灯台はある。

FF12-49

こんな時でなければ、この絶景を味わいたいんだけどね。
ちょうどいいことに飛空艇持ってるし。

シュトラールの着陸地点から、大灯台まで少し歩くこととなる。
モンスターも出るが問題は無い。数が多ければデスで減らす。

初回プレイの時は、この辺でLv30を少し超えたくらい。今回のリザーブよりも少し高い程度だ。
装備とライセンスの充実度を考えれば、リザーブ組で戦っても当時より強い気がする。

トラップ6個が並んだ横に、セーブクリスタルがある。
その次のゾーンにて、大灯台の門番・ハイドロが出現。
ここまで来れた実力があれば、難しいことはない。
正面からぶつかり、削ったら最後はいつものようにミストナックで決める。


では、大灯台の攻略を始めよう。
実に100階建てという、超ロングダンジョンである。
画面に現在いるフロアが表示される。

1Fのゲートクリスタルでセーブした時点で、プレイ時間は32:36。
どれだけかかるか、計ってみよう。

最初の仕掛けは、1Fにある黒い封印。
3か所の祭壇に、モンスターから入手できる黒の珠を1個ずつ捧げると解除できる。
後で大灯台の地下層にも挑むなら、余った黒の珠は取っておこう。

オリジナル版では、プロテガとブレイブを投入したが
今回はまだどちらも入手できていない。
ホーリーやフレアーなど、少なくない魔法が非売品となったので
全部集めるにはまだあちこち行かなければならないだろう。

この大灯台内部には、3体のボスがいるらしい。
実を言ってしまえば、ボス戦は全部で6回。入り口のハイドロも含めれば7回だ。

ここで戦うパンデモニウムは、それほど難しい相手ではない。
追い詰めると絶対防御を使うが、アレイズを使うと解除してくれる。


大灯台はここからが本番。
転移装置で10Fに移動したら、ひたすら階段で登っていく。

FF12-50

途中に出現する、石像モンスターのコジャを倒すことで緑の足場が出現する。
一定数の足場が揃えば先に進めるというわけだ。

ただし、ここには色違いのデイダラもいる。
緑の足場がある時にデイダラを倒すと、足場が1つ消える。
一方、緑の足場が無い時ならば別の場所に赤い足場ができる。
これを利用しないと取れないアイテムもあるので、倒す順番がポイントだ。
1度渡った足場は消えないことを利用しよう。

オリジナル版ではできなかったことだが、レダスのガンビットも編集できるので
ヴァン以外全員の攻撃対象を「リーダーの敵」に変更。
ここは多少手間が増えても、手動コマンドを活用したいところ。

また、中途半端な足場は大灯台下層を出ると消える。
トレジャーを回収するなら、多少面倒でも今のうちに全部取っておこう。
グングニル、ホーリー、ペルセウスの弓が入っている。

コジャもデイダラも移動はしないが、ガ系魔法に暗闇、混乱、死の宣告といった状態異常を絡めてくる。
そこら辺にいるキマイラブレインも、石化にらみを使用。
この辺は回復手段をガンビットに仕込んでおこう。

シームレスバトルゆえに、死の宣告はバトルが終わっても解除されないが
万能薬で解除することができる
(要・万能薬の知識3)。
このライセンスを持っているバッシュに、「死の宣告の味方に万能薬」のガンビットを仕込んでおき
必要になったらメンバーチェンジで出す。これで対処できる。

50Fまでが下層にあたる。出口ではシャーリートとのボス戦だ。
開幕でアグレッサーを使う上に、連撃発生率も高い強敵。
ヴァンのHPをケアルダで回復しながら攻撃を重ね、いつも通りミストナックで決める。


この大灯台では、階段で1フロアずつ上がる他に
転移装置なら10階分一気に上がることができるようだ。

60Fから、中層に入る。
「たたかう」「まほう」「アイテム」「ナビマップ」のうち、いずれかひとつを封印して進むこととなる。
選ぶのはナビマップだ。Lスティックで表示できるロケマップはそのまま使えるので、大したハンデにならない。

中層は70Fまでだが、1フロアが広い。
出現するモンスターもHP1万を超えてくる上に、ほとんどが開幕プロテスなので面倒だ。
だが、クルセイダーはエクスポーションを持っている。盗んで補充しよう。
アパンダやブーネは、複数出たらデスの出番。

要注意は、ハントループ対象のアヴェンジャー。
HPが10万以上あり、攻撃で普通に4桁ダメージを与えてくる。
さらに範囲攻撃も豊富で、ドンアク効果のウェーブパルサーを持つ。

追い詰めると魔法障壁で物理無効になり、アーダーを3回使ってからフルケアで全回復する。
こんな強敵と長期戦は避けたい。ある程度削ったら、魔法障壁を使われるより前にミストナックで仕留めるのがベストだ。
ムラマサを盗むのも忘れずに。

ここまで来ればゲームクリアも目前だが、トレジャーも見逃せない。
ガストラフェテS、メイスオブゼウス、ミネルバビスチェ、ドラゴンメイルが手に入る。
特にガストラフェテSは、最強のボウガンだ。クリア後も活躍してくれそう。
さっきアヴェンジャーから盗んだムラマサだが、トレジャーからも入手できる。無理した意味あったのか?


大灯台のボス4番手、フェンリルは大した相手ではなかった。
だがボス部屋にトレジャーが4個あるので、回収を忘れずに。
ハイドロを除き、大灯台のボス部屋は1度しか入れない。

ボス戦でのトレジャー回収は、ボウガンを持つバルフレアが行う。
そのまま後衛をリーダーにしていれば、戦場を広く見て戦えるので有利なことがわかった。
ザコ戦では先導役を操作するしかないが、ボス戦では今後こっちで行ってみよう。

66Fまで来れば、封印したナビマップを解禁できるが
なぜかこんなところに精霊ウンディーネが出る。油断も隙も無い。

また、ここまで来たなら次からはショートカットで登ってこれる。
消耗品の残数次第では、一度退却してもいいだろう。

35:04
ヴァン:Lv42 バルフレア:Lv42 フラン:Lv31 バッシュ:Lv30 アーシェ:Lv29 パンネロ:Lv42 レダス:Lv45



Jun.23

さあ、大灯台も上層を残すのみ。80Fまで登ってきた。
BGMはオリジナル版では「剣の一閃」だったが、PS4版から「最後の試練」に変更。

ここでは正しい転移装置を、4色の中から選ぶ。
2回ミスるとモンスター部屋に飛ばされる。
下層と中層で、たどってきた道がヒントだ。
モンスター部屋には手がかりの文章があるので、それを読めばわかるだろう。
ただし、4つ目は中層でどの封印を選んだかで正解が変わる。

続く5つ目は、結論から言えば4色ともハズレ。
壁を壊した先にある、白い転移装置が当たりだ。

壁といえば、ここにも隠し通路にトレジャーがある。
フレアー、アーダー、アルテマブレイド、アンタレス、白のローブを入手した。

今作のフレアーは無属性。アーダーはファイガの上を行く炎属性魔法で、赤魔のみが使用できる。
3つの装備品も強力なものばかりだ。

出現モンスターは、ボムの上位種ピュロボロスがメイン。
5体で出現するポイントがあるので注意したい。
アイロネートは初回プレイの時は1体でも苦戦していたが、今なら2体で来られても問題ない。


FF12-51

88Fから昇降機に乗るが、89Fで止まる。
覇王レイスウォールゆかりの地の例にもれず、ここにも召喚獣ハシュマリムがいる。
ウイルス効果の通常攻撃にはバブルで対抗したい。
クエイジャは全体1100ダメージにスロウの効果だ。
これらの攻撃に対応できれば、勝つには問題ない。

入手したハシュマリムのライセンスは、バッシュに回す。
ナイトなら、ケアルガ、ブレイブ、フェイス、コンフュを習得できる。

90Fからはモンスターも仕掛けも無し、ただ先に進むのみ。
イベントが発生して97Fまで一気に進むが、実は95Fにラストエリクサーが入ったトレジャーがある。忘れず回収しよう。


そして、ついにたどり着いた最上階――100F。
目的の、天陽の繭がここに。
アーシェの右手には契約の剣、左手には覇王の剣。
どちらを使うのか――決断の時だ。

そこにラスラの幻が現れ(これまでと異なり全員に見える)、続いてガブラスが現れる。
ガブラス:なぜためらう――手を伸ばすがいい、お前に与えられた、復讐の刃だ
アーシェが復讐を望むかどうか見極める、それがラーサーから与えられた任務のはずだが
挑発するのは任務に反してないか?

さらに、2年前ラバナスタ国王を暗殺したのはガブラスだとはっきり示される。
それはつまり、バッシュをその犯人に、レックスを目撃者に仕立て上げたのもガブラスだ。
かつてバッシュがそう語ってはいたが、あの時は今回ほど明確ではなかった。

だが・・・もしラスラと今話すことができたとして、彼は復讐を望むのか?
不可能な仮定である以上、答えは出せない。さっきパンネロはこう語った。
パンネロ:でもね、亡くなった人たちの心は、もう動かないんだよ
その上で、何をするべきか・・・それは、生者が決めるしかない。

FF12-52

ラスラは復讐を望まなかった――それが、アーシェのファイナルアンサーだ。
力があっても、何をしようとも、過去は変わらない。ならば、復讐のために力を得る理由もない。

その答えを聞いて、憎しみに生きてきたガブラスは続ける。
ガブラス:だが力なき者に未来はない、何者も守れはしない

FF12-53

そこに割り込んできたのは、ガブラスの双子の兄――バッシュだ。
祖国を守れず、ダルマスカを守れず、それでもアーシェを守るという兄に
ついにガブラスの憎しみは頂点に達する。


ここでバトルだ。バルフレアとパンネロを、バッシュとアーシェに交代。
バトルの途中で会話が入るが、その内容はバッシュがいるかいないかで変わる。
もちろん、こういう時はバトルメンバーに加えたい。
ガブラス:いいかバッシュ、王を殺した俺を討っても貴様の名誉が戻ると思うな
     故郷と家族を捨てたあの時、貴様は永久に消せん罪を犯したのだ!

バッシュ:そうだ、俺の罪は消えん!罪を背負った命なら、未来への希望を守る捨て石でかまわん!
ガブラス:来るがいい偽善者ども、綺麗ごとを並べようと所詮貴様らも俺の同類!血に飢えた復讐者だ!

バトルの途中、シドが現れる。
命令違反の挑発を行ったガブラスから、ラーサー護衛の任務を取り上げると
シドはここへ来た目的に取りかかる。
天陽の繭を砕くのは同じだが、彼の目当ては繭に蓄えられた膨大なミストだ。

FF12-54

これ一体どんな仕組みで浮いてるんだ?やっぱりミストか?

神が人間の歴史に介入する手段、破魔石を無力化し
その力で新たな歴史を開く――それが、シドとヴェインの目的「歴史を人間の手に取り戻す」だ。
世界の主導権を神から奪い返すのはいいが、こちらとしては自由が欲しい。戦おう。


ドラクロア研究所で戦った時と同様、シドは銃を装備しているため攻撃は防御無視となる。
プロテス無しだとダメージは700ほどだ。
いくつか演出付きの特殊攻撃も持っている。
その巨大マシンガンは一体どこに持ち歩いているのか?

FF12-55

さらに、シドは残りHPが半分を割るとファムフリートを召喚する。
こちらの召喚と異なり時間無制限、しかもその間シドには一切の攻撃が通らない。
シドもしっかり攻撃を続けてくるので、長期戦は避けたい。

ガンビットを「最もHPmaxが高い敵」に切り替えれば、ファムフリートを狙える。
そして他の召喚獣と同じく、全体魔法を使用。今回はウォタジャだ。沈黙の追加効果あり。
蒼の砲撃の単体1300ダメージも結構なもの。

火属性に弱く、HP満タン魔力UPを乗せればアーダーで10000ダメージが出る。
オリジナル版と違い、全ての攻撃にデフォルトでダメージ限界突破がつく。
エクスポーションが余っているなら、パンネロを攻撃に回して
少しでも早く決着をつけてもいいだろう。

ライセンスはフランに与える。モンクのボードなら、デスペガとアレイズを習得できる。


激戦の末、アーシェ達は勝利した。
シド:どうせ逃げるなら、逃げきってみせんか
逃げることで彼の物語を始めた、バルフレアへの言葉だ。さらに続けて、
フラン:逃げきってみせて――最速の空賊バルフレア、でしょう?
こちらは、いたストポータブルでも聞ける。バルフレアが目標金額に達した時に。

しかしその一方で、天陽の繭は暴走を始める。
あの時の――ナブディス壊滅の数千倍の規模で。

FF12-56

その言葉を最後に、レダスは覇王の剣で繭を止め自爆した。

レダスの正体は、ジャッジマスター・ゼクト。
2年前に夜光の砕片を使い、ナブディスを破壊したのは・・・他でもない、彼だったのだ。
帝国を訪れる際に立ち寄ったが、ナブディスはもはや死都と化していた。
さらに、その時は地獄よりもさらにひどい惨劇だったという。
あんなことを引き起こしたら、30代前半でハゲても仕方ない。
この2年間、彼は償い方を探していたのだろう。

セーブを行った後、一行はバーフォンハイムへ戻る。

36:19
ヴァン:Lv43 バルフレア:Lv43 フラン:Lv31 バッシュ:Lv30 アーシェ:Lv29 パンネロ:Lv43



Jun.29

結局のところ、大灯台の攻略には3:43かかった。
1周目5:25、2周目4:35、3周目3:27と、ここで頭打ちか。
なお、大灯台をクリアした時点での3周目のプレイ時間は36:26。今回と7分しか違わない。


レダスの屋敷を訪れると、そこにはアルシドが来ていた。
解放軍と帝国の戦争が始まるという情報を持って。

話によると、解放軍に合流していた義勇部隊が独断で仕掛けたらしい。
見捨てるわけにもいかず、解放軍を指揮するオンドール候はやむなく主力を出撃させる。
その後ロザリア帝国の本隊が出て、おいしいところを頂く――という算段だろう。
だがアルシドの見立てでは、ロザリア軍は勝てない。

天陽の繭を破壊した以上、ヴェインが持つ黄昏の破片は無力化したはずだが
彼とシドは、もとより神授の破魔石を使うつもりなど無かった。
ろくに制御もできず扱えたものではない、という理由もあるが――彼らは別の切り札を用意していたのだ。

FF12-57

空中要塞バハムート――目にしただけで人々が恐慌をきたすほどの、超大型要塞である。
天陽の繭の膨大なミストで初期起動を済ませれば、あとは大気中から動力を抽出できる永久機関。
そしてその攻撃力は、主砲ひとつで戦艦を撃ち落とせる桁違いの強さ。
レダスが繭を止めていなければ、数千倍のミストを吸収していた。
もはや誰もヴェインを止めることはできなかっただろう。

いずれにせよ、戦場となるのはラバナスタだ。
平和のために、自由のために――最後の戦いに挑もう。


もちろん寄り道もでき、新たなサブイベントや強力なモブが出現するのだが
それらに挑む前に、まず本編をクリアしよう。
ということで、準備は買い物だけ。
大灯台で入手した戦利品の売り上げは、いらなくなった装備品も含めれば20万ギルを超える。
今は使い切れないので、まだ取っておこう。

ラストダンジョンとなるバハムートは、入ったら戻れない。
ラバナスタでラストセーブをして、シュトラールで乗り込む!


アルシドから聞いた通り、すでに帝国と解放軍の戦争は始まっている。

さりげなく空母ガラフ・バルが名前だけ登場する。撃ち落とされるとは不吉な。
聞いた話だと空母ゼザ・サーゲイトもあるらしい。ともに出典はFF5だ。

そこに現れるは、シュトラール。
オンドール候に通信が入る。その主はアーシェと・・・ラーサーか?
ラーサー?:オレも一緒に行くから、安心してください!
実はこれ、本当の声の主はヴァンだ。
ビュエルバに停泊していた時も使われた、シュトラールの変声機能付き通信機である。
当時まだ会ったばかりのアーシェや、一度もシュトラールに乗ったことのないラーサーの声に対応しているが
一体どうやってデータを集めているんだ?

FF12-58

パンネロがツッコミを入れる。
プライベートでは「僕」、公的には「私」が正しい。


解放軍の支援を受けながら、シュトラールはバハムートに潜入。
進むべき道のりは非常に短いが、脱出はできずセーブポイントも無い。
兵士と戦っても意味はほとんど無いので、エスケープモードで逃げて発令所を目指そう。

途中でイベントがひとつ。
フラン:解放軍は善戦してるわ、私たちもしくじれないわね
ヴァン:大丈夫、オレたちが勝ってアーシェは女王様だ
パンネロ:でも、なったらなったで大変そうだな
バッシュ:その時は女王を誘拐して名を上げたい、空賊の出番さ
バルフレア:アーシェなら自力で逃げ切ってみせるだろ
アーシェ:そこまで強いと思っているの?
ヴァン:別に強くなくってさ・・・一緒に来たし、一緒に行くんだ


FF12-59

最後の台詞は、FF12RWやDDFFでも聞ける。ヴァンを代表する名言と言えよう。
旅の始めはどうなることかと思ってたけど、なんだかんだでいいパーティになった。


途中、ガブラスとの再戦がある。
今や全てを失ったガブラスに、残っているのは兄への憎しみだけだ。
ガブラス:守りたいものほど守れはしない――違うか!
バッシュ:お前の問いに答えるのが――兄としてのつとめだな

前回同様にバトルメンバーを交代。後のことを考え、ここは総入れ替えでいいだろう。
ブラインが有効なので、フランが使う。インディゴ藍があれば100%決まる。

そしてこれまた前回同様、途中で会話が入る。
ガブラス:効かんぞバッシュ!俺は憎悪と共に歩んできた。憎しみが胸に宿る限り、決して倒れん!
バッシュ:ならば来い!すべての憎悪を力に変えて、この俺に叩きつけろ!

FF12-60

こういうシーンが多いのがバッシュだ。序盤ではウォースラとのにらみ合いでも使われた。
PS2だとハードへの負荷が大きく、ここぞという時しか使えないらしい。

ガブラスは1度だけフルケアを使う他、追い詰めるとアグレッサーで攻撃速度を上げる。
被ダメージカットと瀕死防御力UPで200~300まで軽減されるも、なんとかミストナック無しで勝利した。


リフトを動かせば、発令所にたどり着く。
そこにいるのは、ヴェインとラーサー。
ヴェイン:ひとつお尋ねしたい──あなたは何者だ?亡国の復讐者か?あるいは救国の聖女か?
アーシェ:どちらでもないわ、私は私──ただ自由でありたいだけ
大灯台でどちらの道も捨てた今、戦う理由はただ自由のため、それだけだ。

ここでもヴェインが示すのは、力だ。
戦争の天才でもある彼は、帝国に反対する勢力を一度に引っ張り出して倒す方が
結果として平和になると信じている。
力なき者に国は背負えない――そう言って、戦いを仕掛ける。
そこに――

FF12-61

ラーサー:僕は――私は!無力だとしても、あきらめはしません!
ここで言い直したのは、弟ではなく人としてヴェインに立ち向かうという意思表示と取れる。

BGMは「帝国のテーマ」。
ラストバトルの1戦目らしく、まだヴェインは本気ではないようで攻守ともに大したことはない。
HP満タン攻撃力UPを得た、バルフレアの攻撃で3400ダメージが入る。


もちろん、こんな手応えのないバトルで終わるわけはない。
人造破魔石を発動し、ヴェイン=ノウスに変身する。
写真を掲載するのもはばかられるほど、恐ろしい顔だ。

その前に、ヴェインはラーサーを戦いの場から遠ざける。
本気を出したら、弟を傷つけずに済む自信は無いということか。

FF12-62

代わって、ガブラスが戦闘に加わる。
ラーサーを守るため、ヴェインに剣を向ける。
ヴェイン:野良犬が、死をもって償え
ガブラス:そのつもりだ


BGM「動乱」で2戦目だ。ヴェインの他に、5体のセフィラも出現する。
戦場を飛び回るので、なるべくなら遠距離攻撃で仕留めたい。
ヴェインだけになったら、いつも通り戦えば問題ないだろう。


このシーンの中心にいるのは、3組の兄弟だ(1人ここにいないが)。
ラーサーはヴェインに力を示し、ガブラスはバッシュと和解し、
ヴァンはかつてレックスがそうしたように、自由のために戦う。

ヴェインの目的は、「覇王として世界を導く」「歴史を人間の手に取り戻す」「ソリドール家を守る」の3つだ。
覇王にはなり損ねたようだが、残る2つの願いは果たされた。
破魔石の歴史は終わり、イヴァリースの歴史は人間の手に渡った。
そして今のラーサーになら、未来を任せることができる。
ヴェーネス:世界はもはや、不滅なるものを必要とはしない。共にゆこう
ヴェイン:新たな歴史のはじまりを告げよう。シドが待っている


FF12-63

彼らは合体し、バハムート主砲のパーツも取り込んで「不滅なるもの」と化す。
勝利すれば戦争は終わり、自由を得る――BGMは「自由への戦い」。
3分ほどのイベントパートの後にバトルパートが続く、長い曲だ。

HPは確認できず、ゲージも表示されないが、アルティマニアによると228,299。
FF12のモンスターのHPは、中途半端な数値が多い。どうやって設定してるのか?

HPが減るごとにステータスが上がる他、
ギガフレアソード、アセンション、各種の貫通魔法(ファイガ、ブリザガ、サンダガ、デスペガ)など、多彩な技を持っている。
オプション系も豊富で、アグレッサーに連続魔、カタスト(物理無効)、バマジク(魔法無効)、絶対防御を使用。
速攻するなら徹底して速攻しないと、各種の防御系オプションで止められる。

最大の技は、残りHP20%で使うテラフレア。
今回は召喚獣としてのバハムートがいないため、ここでの登場だ。
その威力は全体に2500ダメージ、ヴァン以外は一撃される。
リザーブ組で立て直した後、最後はミストナックだ。
17コンボと風のラプチャーで、合計ダメージは38,688!


FF12-64

ヴェインとの決着はついたが、戦争はまだ終わっていない。
一行はシュトラールに戻る。
バルフレアとフランはエンジンルームへ向かい、ヴァンとパンネロが操縦を任される。
大灯台あたりで操縦を教えると言ってはいたが、この短期間で?

ガブラス(として話すバッシュ)とラーサーとアーシェが、終戦を宣言する。
アーシェ:私たちはもう――自由です!

まだひとつ、やることが残っている。バハムートがラバナスタに落ちようとしていた。
ジャッジ・ザルガバースが特攻を仕掛けようとする。ブルオミシェイス侵攻の償いだろうか。
だが、そこにバルフレアからの通信。
シュトラールのエンジンではなく、バハムートを修理していたのだ。
グロセアリングを修理し、ラバナスタ壊滅は回避された。

シュトラールは後で取りに来る、そうバルフレアは約束する。
生きて帰ってくる、それが主人公としての――最後の仕事だ。

FF12-65

FF12-66


――1年後、復興したダルマスカで。
来月にはアーシェの戴冠式が行われるらしい。
今は彼女のもとにバッシュはいない。弟の代わりとして、帝国に移った。

ラバナスタで元の生活に戻ったパンネロは、服装を変えている。
ダルマスカ王国の踊り子の衣装らしい。表情もちょっと変わった感じが。
武田さんいわく、「これが一番かわいい」とのこと。
続編にもこれで登場する。

FF12-67

ヴァンとパンネロが預かっていたシュトラールは、誰かに盗まれたらしい。
というより、元の持ち主が勝手に回収していったのだが。
代わりに、手紙が――いや、次なる物語への招待状が残されていた。

FF12-68

この1年で、ヴァンは自分の飛空艇を手に入れた。
今回の旅で経験も得たヴァンは、今度こそ自らが主人公となる物語へ旅立つ。
空賊が描く、「永遠」の物語が始まる。

FF12-69

FF12-70

FF12-71


TO BE CONTINUED

2019.06.30 0:10

プレイ時間 37:58
全滅 1回

ヴァン:Lv43
バルフレア:Lv43
フラン:Lv31
バッシュ:Lv30
アーシェ:Lv29
パンネロ:Lv43


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